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100-1%



たまに考えることがある。
電車の中。
街を歩いているとき。
友達と遊んで別れたあと。とか。
なんでもいい、そういうなんでもないときに。

パーセンテージ。
存在というものの割合。

身体はあたたかい。
リズムがあって、連続していて、
崩壊と構築をくりかえす。
その確かなものの中に自分は完全にいるのだろうか。

小さな頃、瞬間的に100%を感じることがあった。
100%の存在感は、0%という完全なる喪失感。
その感覚はいつも突然だった。
修学旅行のバスの中。
ぼんやり家で食事をしている時。
眠りにつく直前。
ふと訪れた。

いつかは自分も消えて無くなる。
そのことを考え出すととまらなかった。
ジェットコースターのように思考は走りだし回転して
消えた。

今思うと、あれは一種の遊びだったのだと思う。
あまりに本質的な遊び。

そんな遊びができなくなった今は、
少し欠けたままで生きている気がする。
悪い意味ではなく。
1%の非現実な余白を抱えて、
もしくはたった1%の存在で99%の虚無を忘れて。


適当な感覚だ。
そんなものだろう。

欠けているぐらいの方が、
楽だ。






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by Dasein100-1 | 2004-09-05 02:37 | 001 100-1%